愛妻家の私が小林麻央さんのことを語ろう
ただただ残念
この一言に尽きます。
やっぱりガンって人を殺してしまうんだなぁって改めて実感しました。
私はすでに彼女の年齢を超えていますが、やっぱり人生って死に向かって歩んでいるんだなぁってわかっていながらわかっていなかった。
34歳…本当に本当に若いなぁ。
テレビでの小林麻央さん特集が”みられない”私
最近よくニュースや特番などで小林麻央さんの生前の映像が流れていますが、私は見るだけで泣けてきちゃいます。
まともに見られないのです。
映像がものがたる、彼女の可愛さ、可憐さ、純粋さ、私が騙されているのかもしれませんが、本当に本当に美人だと思います。
映像だけでも悲しくなってしまうのですが、特集が”みられない”理由が他にもあるのです。
いろいろなコメントをたくさんの方がされているのですが、それがなんか稚拙で煽っているように見えて不快なんです。
マスコミさんが海老蔵さんに投げかけた言葉とかも不快です。
『どんな表情が…』
『今思い出すことは…』
『その時どんなことを感じました』
大切な大切なパートナーを失った人に対して失礼というか何というか、ムカつくんです。
聞かなきゃいけない職業であるってわかっているのに、なんかムカつくのです。無理やり感がすごくて…。
だから私はこういったものを見ることができないのです。
海老蔵さんを見直した
あの暴力事件(受けたほう?)から海老蔵さんの印象はあまり良くありませんでした。報道がいろいろありましたよね。なんか『俺の方が稼いでいる』とか『死ぬまで年収2億円入ってくる』とかいったとか言わなかったとかそんな感じです。
灰皿でお酒を飲ませたとかそういったものもありました。
本当の事なのかどうなのかは知りませんが、それでも印象は良くありませんでした。
でも、お酒に酔っていたらそんなことを言うバカはたくさんいます。若気の至りって言葉もありますし、実際私もお酒で失敗したこともありますしね…。
それでも嫌なマスコミさんとのコメントには愛しか感じませんでした。
彼の言葉で『真央に変えてもらいました』って言葉があったんですけど、やっぱりそうなんです。伴侶によってどんな感じで人が成長するのか?ってことがわかったんです。
推測ですけど、海老蔵さんは麻央さんとの出会いで変わったのではないかなぁ
私も妻に成長させてもらいました。現状に満足していた自分の慢心に気づかされました。やっぱりそういったことって必ずあるはずです。
好きだからこそ、妻からいただけるアドバイスなんて、聞かない旦那がいるとしたら、それは社会でも成長しない馬鹿なんでしょう。
幸いなことに、そんなことを気づかせてくれる女性は必ずいます。私はそれが妻であったことが幸せです。
夫婦には夫婦にしかわからないことがたくさんあると思うのですが、はたから見ていてこの夫婦というか真央さんはそんな存在だったに違いありません。
だって最後の言葉が『愛してる』ですよ。そうじゃなきゃそんな言葉にならないはずです。死ぬ前の言葉は確実に真実しか語らないはず。周りにも人がたくさんいたはず。それで嘘を言うような人ではないはず。
だからこそ、この男性を尊敬するし、イメージが悪かった海老蔵さんを見直したのです。
不幸な事だけど、どこかで羨ましいと思っている私
私と妻は同じ年齢です。だから統計学的に見ても私が先に死ぬことになるでしょう。んでその時に、最後の時に『愛している』って言えるだろうか??
ジジイになってぼけてしまえば無理かもしれません。事故で一瞬で死んでしまえば無理でしょう。
亡くなる間際に『愛している』って言えることは、ある意味幸せな事なんじゃないかなぁって思います。
人が亡くなってしまったので、『良かった』とは言えませんが、最悪だったという事でもない気がしています。
麻央さんは幸せだったんじゃないか?って…。
なんとなく羨ましく思えるのです。
ちなみにドラマのような話ですけど、私の奥様の友人は、旦那さんが通勤中の事故で亡くなりました。本当に突然です。交通事故を起こし1週間後にそのまま亡くなりました。
子供が2歳と0歳の時にです。
もう10年前の話なんですけどこんな方も大勢いるはずです。
だから…そう思うのかも。
麻央さんが亡くなったことでスグに思い出した曲
一連のニュースや追悼番組を”チラッと”見ていたときに、思い出した曲があります。
あらためて聞くと、なんとなく人生のことを思いなおせるキッカケとなりうる曲です。
今までもいい歌だなぁって感じていましたけど、より一層考えさせられるものに思えています。
ぜひみなさんも、聞いてみてください。
『ぼくが生きる今日は もっと生きたかった誰かの明日かもしれないから~♪』
毎日をもっと意欲的に生きようと思いました。最愛の妻に『愛している』との言葉を最後に残し、旅立てる日を夢見て…。